2021.10.01

人として大切なことは、すべて会社で教わった



今、僕が「本当に良かったなあ」と感じていることは、独立起業する前に会社員として働けたことです。


会社員時代のある日、僕は会社のソファーにあぐらで座り、肘を付いて、お客様と電話をしていました。

その姿を見ていた先輩が、電話が終わった後に、こう教えてくれました。


「大城!その姿勢で電話をするのは、お客様に対して大変失礼なことだ。相手に姿が見られていない時が一番大切なんだ。姿勢は電話越しの声で相手に伝わってしまうから、いかなる時も、姿勢を正して業務を遂行しなさい!」と、厳しく指導をいただきました。

その日は、すごく落ち込みましたが、今思えば、言いにくいことを伝えてくださった先輩には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。


結局のところ、未熟な僕を人間として成長させてくれた人物は、「厳しくても筋の通った先輩方」でした。

僕は、独立起業して何年経っても、電話をするたびに、あの時先輩が教えてくださった「人として大切なこと」を思い出しています。


厳しく指導してくださる人生の先輩方も、僕にとっては、かけがえのない大切な存在でした。


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