2023.03.01
子育てをする上で重要な「愛着理論」
愛着理論は、イギリスの心理学者ボウルビィが確立しました。
愛着理論とは、「子どもは社会的、精神的発達を正常におこなうために、少なくとも一人の養育者と親密な関係を維持しなければならず、それがなければ子どもは社会的、心理学的な問題を抱えるようになる」というものです。
子どもは唯一無二の存在である「親」を心の拠り所にし、親と愛着を形成することで初めて、様々な課題に挑戦することができます。
子どもは、親から「ワタシは無条件に誰よりも愛されている」ということを確認するために、大人から見ると「困ったこと」をします。
まずは、子どもの「求め」にできるだけ応えて、甘えさせてあげることが大切です。
まだ、何事にも意欲的でない時期に、絶対にやってはいけないことがあります。
それは、良かれと思って無理やり「習い事」に通わせたり、親の都合で「教材」を買い与えることです。
それよりも、まずは家庭で親子の絆を深め、子どもの「求め」に応えてあげることが重要です。
すべての土台は「愛着」から始まります。
その後に、子どもの「自立」があるのです。
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