2021.11.12
悔しいって大切
毎日、様々な子どもたちを見ていると思う事が、本当にたくさんあります。
例えば、レッスン中に、競争する場面があります。
それは、「勝ち負け」を決める、試合です。
そのゲームに負けると、悔しくて泣いてしまう子もいます。
涙を流している子を見ると、自分自身の小学生時代を思い出します。
僕は、体育の授業中、競争で負けるとすぐに泣いていました。
サッカーでも、バスケットボールでも、リレーでも、負けてしまうと悔しくて悔しくて毎回泣いていました。
悔し泣きをするのが恥ずかしかったので、「目にゴミが入った」とか、「足が痛くなった」と言って、何とか理由を付けて、友達に笑われないように誤魔化していました。
自分だけ悔しくて泣いているのは嫌だったので、それを隠すためです。
何を隠そう、僕は小学生の頃からずっと負けず嫌いでした。
だから、先生になった今、レッスン中に悔しく泣いている子どもたちを見ると、「その悔しい思いは大切だから、ずっとその気持ちは持ち続けるんだよ」と、心の中で叫んでいます。
「悔しくて泣ける」って、僕は本当にカッコいいと思っています。
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