2025.07.10

子どもの可能性を伸ばす大人の特徴

あなたは、子どもの「無いもの」を見ていますか。
それとも、「有るもの」を見ていますか。
例えば、こんな言い方をする大人がいます。
「この子は、集中力がなくて、落ち着きもないし、お友達にも乱暴だから、この先心配だわ」と。
「無いもの」ばかりに目を向けて、心配している状態です。
一方で同じ子を見ているのに、こんな言い方をする大人もいます。
「この子は、元気があって、好奇心も旺盛で、小さい子にも優しくて、将来が楽しみだわ」と。
これは、「有るもの」に目を向けています。
人間は、意識しないと、どうしても相手の「無いもの」ばかりを見つけてしまいます。
あれもない、これもない、と。
しかし、今当たり前のように出来ている事にこそ、目を向けて、認めて褒めて伝えてあげることが大切なのです。
子どもの可能性を伸ばす大人は、相手の「有るもの」を見つける達人です。
まずは、僕たち大人が、自分自身の「無いもの」ではなくて、「有るもの」に目を向ける習慣を身に付けることです。
すると、子どもの「有るもの」も簡単に見つかるようになります。