2024.09.18
大城望を育ててくれた先輩方
ボクは、7年前までは“会社員”でした。
幼稚園や保育園に訪問して、子どもたちに体操を教える、幼児体育の会社です。
会社員時代、あまりにも仕事の出来ないボクは、先輩方から時には叱られながら、様々なことを教えていただきました。
例えば、ボクが指導先の子どもたちの名前を全然覚えていなかった日には、
「なんで、目の前にいる子どもたち全員の名前を覚える努力をしないんだ。それをサボるなよ。名前を覚えていないのであれば、お前は子どもたちの前に立つ資格はないよ。」と。
僕は、目の前にいる子どもたちの名前を覚える努力すらせずに、仕事をしていたのです。
そこから猛反省をして、夜寝る前に、名簿を見ながら、子どもたち一人一人の顔を思い浮かべる作業を繰り返しました。
「◯◯くん、いつも来てくれてありがとう」
「◯◯ちゃん、いつも笑顔が素敵だよ」と、心の中で呟いて名前を覚えました。
“指導者”としての大城望を育ててくれたのは、未熟者のボクを時には厳しく叱ってくれた先輩方でした。
ボクはこの先も、厳しいことを言ってくださる方々も大切にしていきます。