2018.10.05
私たち大人の間違い
子どもと接する時、
結果よりも努力の今に共感してあげたい。
教育の最も重要な課題は、
その子どもが持って生まれた長所に気づいて、
それを認めて褒めてあげること。
育てるということは、その積み重ねである。
私たち大人の間違いは、
子どもの長所よりも、短所や欠点ばかりを見つけて、
それを指摘し直させようとすることだ。
短所のない人間がいないように、
長所のない人間もいない。
実は、長所と短所は、表裏一体なのだ。
私だって、欠点だらけだし、
大人になった今も、できない事ばかりだ。
しかし、自分の得意とする分野に気が付けば、
いくらだって、社会に出てやっていける。
だから、できないことなど気にせず、
自分の得意な分野をもっともっと伸ばしていけば良い。
そんな考えの大人が増えれば、
子どもは簡単に伸びていく。
そのほうが楽しいし、みんなからも喜ばれる。
このような観点から見て行くと、
子どもの弱点や欠点ばかりにこだわって指摘し、
直させようとしている大人が実に多い事に気が付くだろう。
みんな違ってみんな良いのだ。