2024.05.31
最後の宿題
数年前、大阪のある中学校で、余命宣告を受けた先生がいました。
先生は、夏休み明けの生徒たちに向けて、黒板にメッセージを書きます。
==========
最後の宿題(提出期限なし)
「幸せになりなさい」
君たちが宿題を出す頃に
おそらく僕は
天国にいるでしょう。
急いで報告に来るな。
ゆっくりでええから、
いつか面とむかって
「幸せになったで」と
きかせてください。
待ってるで。
==========
と、書いてありました。
僕たちは、なんのために勉強をするのでしょうか。
なんのために、一生懸命運動をするのでしょうか。
誰しもがみんな、幸せになるために生まれて来ました。
すべては、自分のできることで人を助けて、周りの人に喜んでもらい、一生涯健康で幸せに生きるためですよね。
この中学校の先生は、最後に何を教えたかったのでしょうか。
おそらく、「みんなで助け合って、幸せに生きていくんだよ」というメッセージを伝えたかったのでしょう。
あなたは、何のために仕事をしますか。
そして、何のために生きますか。