2022.02.08
子どもの成長をじっくり待つ
僕たち親は、ついつい子どもに、あれもこれも教えたがります。
しかし、子どもたちは失敗を繰り返しながら、できるようになるのです。
頭では分かっていても、「待つ」というのは、僕たち親にとって、とても難しいことです。
この文章を書いている時、ふと、「相田みつを」さんのこんな言葉を思い出しました。
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待ってもむだなことがある
待ってもだめなこともある
待ってむなしきことばかり
それでもわたしはじっと待つ
相田みつを
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いかがでしょうか。
たしかに、待ってもムダなことがあるかもしれません。
待ってもダメなこともあるかもしれません。
しかし、それでもじっと待つのです。
「待つ」というのは、放ったらかしにするのではなくて、遠くから見守ることです。
大人がそばに行きすぎると、それは過干渉になってしまいます。
ほどよく手を離し、目や心は、そっと子どものそばに置いておくのです。
どんな子どもも、自ら育つ力を持って生まれてきています。
ただそれを信じることが、大人の役割ではないでしょうか。
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