2020.11.07
僕が先生になりたての頃の話
僕が先生になりたての頃の話です。
当時は、会社の先輩に同行して、幼稚園や保育園に体操指導のサブとして現場に出向いていました。
僕は、子どもの名前を覚えることが苦手だったため、子どもの名前を呼んでの言葉掛けが、全くできていませんでした。
すると、ある日、先輩からこう言われました。
「大城は、全然子どもの名前を覚えていないかもしれないけれど、先生という仕事は、まずは子どもの名前を覚えることからすべてが始まるんだ。
大城だって、自分の名前を言われたら嬉しいだろ?子どもだって同じなんだ。
名前を覚えられないようだと、この先どんな良い指導をしてもそれは、何にもならないんだ。
だから、間違えてもいいから、とにかく子どもの名前を呼ぶんだよ。すると、覚えられるから」
と言われました。
その時の僕は、名前を覚えることが苦手なんだと思い込んでいました。
しかし、それは全て思い込みで、ちゃんと名前を呼べば覚えられることがわかりました。
その日以来、まずは子どもの名前を覚えることから、始めています。
先輩に本当に感謝していますし、その出来事が今の大城望を間違いなく作っています。
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