5歳の女の子と胎内記憶の話
僕は「人に喜んでもらう事」が大好きで、人様のお役に立てる「働く事」が趣味なので、毎日仕事に没頭しています。
この人生で、人に喜んでもらえること以上に幸せな「瞬間」ってあるでしょうか?
人様のお役に立って、「ありがとう」と言われる言葉以上に嬉しい気持ちになることってあるでしょうか?
もちろん、旅行に行ったり、映画を観に行ったりするのも楽しいです。
人生が豊かになります。
僕は、この世に「仕事」以上に楽しい「遊び」はないと思っています。
仕事=遊び なのです。
遊ぶように、夢中になって働いているので、成果も上がり、ますます人生が豊かに楽しくなっていきます。
今日は、遠くから、とっても素敵なご家族さまがマンツーマンプライベートレッスンにお越しいただきました。
電車やバスを乗り継いで、家族3人で自宅から約1時間かけてキッズフォーユークラブに通ってくれています。
5歳のとってもかわいい女の子です。
彼女は、僕たち大人には、見えないものが見えています。
胎内記憶も鮮明にある女の子です。
レッスン後、僕が
「なんでママから生まれてきたの?」
と聞くと、
「お空から見てたんだけど、ママが美人でかわいくて、ママを幸せにするために選んで生まれてきたんだよ」
と、はっきり教えてくれました。
「ママのお腹の中は何色だったの?」
と聞くと、
「ママのお腹の中は、ピンクだったよ。狭かったから、ちょっぴりキツかったんだよ」
と。
僕は胎内記憶のある子どもの話は、本や映像では何度も見たことがありましたが、実際に会ったことはありませんでした。
しかし、この5歳の女の子は、僕にハッキリと教えてくれました。
僕たちは、幸せになるために、そして、人の役に立つためにこの世に誕生することを、生まれてくる前に神様と約束をして生まれてきたようです。
魂は、目に見えない世界や神と繋がっていて、ひとりひとりが価値のある大切な存在としてこの世界に生まれてきています。
僕たちは、お母さんもお父さんも自分で選んで生まれてきています。
この5歳の女の子のお母さまが、2年半前に双子の赤ちゃんを妊娠したときに、経験した出来事です。
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⭐︎赤ちゃんがお空に還りました⭐︎
私達は双子に胎児ネームをつけて、大きい子をそらちゃん、小さい子をりょうちゃんと呼んでいました。
家族3人で夕食をとっている時、
突然、娘が『りょうちゃんがいない。お空に還った。』と叫びました。
そして、窓から空を見上げて一生懸命に
『りょうちゃん、戻ってきて。』と言うのです。
私も主人も一瞬で凍りつきました。
娘は『捕まえに行ってくる』と言い、手をのばして何度もチャレンジしていました。
私はその時、茶色のおりものが出始めていたので、すぐに娘の言葉が本当だと分かり、ショックで言葉がでませんでした。
翌日、病院に行くと、1人がだめになっていました。
私自身が一卵性の双子でもう1人がお腹の中で亡くなっていたので、双子と分かってから、そうなってしまうのではないかという恐れにさいなまれていました。
そして、私が最も恐れていたことが現実になってしまいました。
先生は更に、『一卵性双胎一絨毛膜一羊膜(一つの胎盤で一つの羊膜の中に2人いる)からもう1人も危ない』と。
なんとしても、もう1人は助かって欲しいと願いながら、自宅に帰りました。
横になってしばらく休んでいたら、腹部に激痛が起こり大量出血が始まりました。時々、意識が朦朧としてきたので、主人に電話して会社から帰ってきてもらいました。
それから私は救急車で運ばれ、病院で
『もう子宮には2人とも赤ちゃんはいません。赤ちゃんが自然に出てくるのを待つしかありません。』と言われるまで、
激痛に耐えながら、祈ることしかできませんでした。
赤ちゃんはお空に還ってしまった。
病院のベッドで主人と泣きました。
深夜に帰宅し、立ち上がろうとした時に、赤ちゃんがするっと出てきました。
手のひらにのるくらいの大きさの胎盤に白魚みたいに小さな小さな2人が横たわっていました。
自然に出てきてくれてありがとう。
生きていないだけで、お腹に宿り、生まれてきてくれたのと同じ。
あぁ、胸に抱っこしてあげれば良かった……
翌日、病院に行くと、完全流産と言われました。
赤ちゃんは検査に出されました。
娘が
『ママもう泣かないで。
わたしがいるから。わたしは何でお空に還らなかったと思う?還ったらママが泣いちゃうと思って、生まれてきたんだよ。
わたしはね、そらちゃんとりょうちゃんに、また戻ってきてって頼んだから、帰ってくるかもしれないよ。
もう赤ちゃんいないんだから、これ取らないと。』
とマタニティマークをはずしてくれました。
早い時期に妊娠を報告したのは前回と同じようにすればうまくいくかもしれないという私の願掛けでした。
双子のことも不安な自分を励ます為に書いたものでした。
まだほんの数日のことで、今はなにもやる気が起こらず、食べる意欲もわかず、メールもできず、何も考えられません。
でも、今日、同じ経験をもつ同期が来て私が休んでいる間に美味しいご飯を作ってくれて、『娘さんには全部見えてるんだね。当たり前のように生まれてきてくれた娘さんは奇跡だね。』と言われ、少しだけ前向きになれました。
お空に還った双子の赤ちゃんの命を懸けたメッセージを受け取りました。
⭐︎りょうちゃん
『ママの幸せの為に来たよ。パパと感謝しあって最高の幸せを受け取ってね。』
⭐︎そらちゃん
『ママの行く道があるよ。パパと一緒だよ。』
一週間だけの5人家族だったけど、そらちゃん&りょうちゃん、来てくれて本当にありがとう。
お空の上で、私の双子のもう1人の秀子ちゃんとそらちゃん&りょうちゃんが3人で会えますように。
感謝を込めて、ありがとう。
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僕は、このお母さまの文章を読んで、涙が出てきました。
こうして、今、幸せに生きられていることが奇跡なんです!!
かけがえのない、命に感謝です。
人生で起こることは、全て必然、必要です。
僕たちに素晴らしい気付きを与えてくれます。
辛くなったとき、悲しくなったときは一度、
「流れに身を任せる」
「どんな自分も受け入れる」
すると、人生がさらに良くなるのかもしれません。
大人が学ぶべきは、子どもだと改めて確信した一日でありました。
どんな時も、自分の本音を大切に。
自分の気持ちに正直に。
人生で大切なことは、みんな子どもたちが教えてくれます。
「生んでくれて、生まれてきてくれて、本当にありがとう」
素敵な音楽が流れる、夜の池尻大橋のスターバックスより。
世界一、子どもたちがありのままの姿で輝く体操教室
キッズフォーユークラブ代表、大城望