2018.09.17

運動能力は12歳まででほぼ100%決まる

 

グラフは、スキャモンの発育曲線です。

 

 

子供の成長発育を一般型(骨や筋肉及び臓器の発達)、神経系型、リンパ系型、生殖系型の4つに分類し、これらが大人になるまでに、それぞれどのように発達していくかを表したものです。

 

 

 

 

 

 

縦軸は、20歳での発育量を100%としており、横軸は成長過程の年齢を示しています。
ここで運動能力に深く関わるのが神経系型(青色)です。

 

 

 

 

神経系は発育が早く、生後すぐに急激な上昇カーブを描きます。その完成度は、5歳くらいにはすでに成人の80%に達し、12歳でほぼ100%になります。この神経系の発達は、いわゆる運動神経の発達です。

 

 

 

 

0歳~12歳までの時期にたくさん身体を動かして、様々な運動経験をすることによって人間の運動神経は間違えなく良くなります。